定年を迎えて自由な時間が増える一方で、やることがない、毎日が退屈と感じる人も少なくありません。とくにこれまで仕事一筋だった人は、急に空いた時間の使い方に戸惑うことがあります。
定年後に充実した生活を送るには、やってはいけないことや過ごし方を理解しておくことです。本記事では、定年後にやることがない人におすすめの過ごし方を紹介します。やってはいけないことや充実させるために意識したいポイントも解説しますので、参考にしてください。
・定年後にやることがないと感じる原因は、趣味を持つ機会がなかった、孤独を感じやすくなる、役割や目標を失ってしまうなど
・定年後、やることがない人におすすめの過ごし方は、旅行、テレビやドラマ、グルメ、映画、読書、運動、音楽などです。
・定年後を充実させるために意識したいポイントは、毎日の生活に目的意識を持つ、新しいことに挑戦する、軽い運動を習慣化するなど
・定年後にやってはいけないことは、完全に働くのを辞める、だらだらと毎日を過ごす、未経験で大口投資を始めるなど
目次
定年後にやることがないと感じる原因
定年後にやることがないと感じる人は、少なくありません。まずはなぜやることがないと感じるのか原因を考えていきましょう。
- 仕事中心の生活で趣味を持つ機会がなかったため
- 人間関係の変化で孤独を感じやすくなるため
- 役割や目標を失ってしまったため
- 健康や体力の不安から行動が制限されるため
仕事中心の生活で趣味を持つ機会がなかったため
定年前に仕事に全力を注いできた人ほど、退職後の時間の使い方に戸惑いを感じることが多くあります。とくに、長時間労働や責任の重い業務に携わってきた場合、趣味を持つ余裕がなかったというケースが多いです。
休日も仕事の疲れを癒すだけで終わってしまい、自分が本当にやりたいことを考える時間がなかった人もいるでしょう。その結果、定年を迎えてもすぐには新しい楽しみを見つけられず、日々が退屈に感じてしまうのです。
仕事への熱意はすぐに沈下するものではないので、徐々に定年後の生活に慣れていくとよいでしょう。
人間関係の変化で孤独を感じやすくなるため
仕事をしていた頃は、職場でのコミュニケーションやチームとのつながりが日常の一部でした。しかし、定年後はそのような人間関係が一気に途切れてしまい、孤独を感じやすくなります。
とくに、同年代の友人が少ない、あるいは近くに住んでいない場合、会話や交流の機会が激減してしまいます。また、日ごろから職場のメンバーと飲み会などで交流を深めていた人は、より孤独感を感じてしまうでしょう。
家族と過ごす時間が増えても、それだけでは満たされないこともあります。人との関わりが減ると、外出する機会も減り、ますます孤独感が強まる悪循環に陥りがちですので注意しましょう。
役割や目標を失ってしまったため
仕事を通じて社会的な役割を担っていた人ほど、退職によってその立場や責任を失ったときに、心にぽっかりと穴が開いたような感覚を覚えることがあります。誰かの役に立ちたい、必要とされたいといった気持ちは、人生の充実度に深く関わる要素です。
その気持ちが突然なくなったと感じると、自信を失ったり、生きがいを感じられなくなったりすることもあるでしょう。目標や役割が見えなくなると、日々の行動に意味を見出しにくくなります。
健康や体力の不安から行動が制限されるため
年齢を重ねると、体力や持病への不安から行動を起こすことが億劫に感じてしまう人も多いです。若い頃と比べて疲れやすくなったり、病気のリスクが高まったりすると、自然と行動範囲が狭くなります。
その結果、何かしたい気持ちはあるけれど実行に移せないという状況に陥ることがあります。定年後はほぼすべての人が、健康を気にするようになるものです。そのため、無理のない範囲で動く習慣を身につけることが大切です。
定年後にやることがないと悩む人におすすめの過ごし方
考え方を少し変えるだけで、定年後の時間は新しい可能性や楽しみに満ちたものへと変えることが可能です。定年後をより豊かに、前向きに過ごすための具体的な過ごし方を紹介します。
なおここで紹介する内容については、ソニー生命保険株式会社が発表した「シニアの生活意識調査2024」を参考に紹介しています。
- 旅行に行く
- 自分の好きなテレビやドラマを見る
- グルメを楽しむ
- 映画を見る
- 本を読む
- 無理のない範囲で体を動かす
- 音楽を聴く・楽器を演奏する
- 新しい趣味を見つけてみる
旅行に行く
定年後の楽しみ方としてもっとも多いのが「旅行(45.3%)」です。定年後は、時間に追われることなく自分のペースで旅行を楽しめる絶好のタイミングです。現役時代は、長期の休みを取ることが難しく、行きたい場所に行けなかったという方も多いのではないでしょうか。
シニア層におすすめの旅行先は以下の通りです。
函館、山寺、日光、軽井沢、伊勢神宮、嵐山、鳥取砂丘、出雲大社、道後温泉、別府温泉、屋久島、石垣島など
長旅が疲れる人は、近場の日帰り旅行でも、普段と違う景色に触れられるのでリフレッシュ効果は抜群です。ただし、旅行は体力だけでなく費用もかかりますので、無理のない範囲で計画するようにしましょう。
旅行に対する1ヶ月の出費は、平均3.2万円です。各家庭によって異なりますが、目安として参考にしてください。
自分の好きなテレビやドラマを見る
定年後の過ごし方として2番目に多いのが「テレビやドラマを見る(39.9%)」ことです。忙しい現役時代には見られなかった長編ドラマや、過去に話題となった作品を一気見する楽しみ方もあります。
テレビやドラマは、比較的お金のかからない過ごし方の一つです。気軽に取り入れられるので、作業のBGN感覚で流していてもよいでしょう。
夫婦の共通の趣味として楽しめれば、会話のきっかけや絆を深めるきっかけにもなります。また、毎週の放送を楽しみにすることで、日常にちょっとした張り合いが生まれるのもポイントです。
グルメを楽しむ
定年後の過ごし方として3番目に多いのが「グルメを楽しむ(28.1%)」ことです。グルメに対する1ヶ月の出費は、平均1.7万円です。美味しいものを食べることは、誰にとっても日々の大きな楽しみになります。
まで忙しくて外食を控えていた方も、平日限定のお得なランチや地元の隠れた名店を探すのによい機会です。また、自宅で料理に挑戦するのもおすすめです。新しいレシピにチャレンジしたり、季節の食材を取り入れたりすることで、食事がより楽しみに変わります。
食材の買い出しは適度な運動になり、バランスの取れた食生活を維持することは健康にもつながります。料理教室に通えば、新しい人との交流のきっかけにもなり、メリットが多いです。家庭菜園を始めれば、新しい趣味のきっかけにもなります。
映画を見る
定年後の過ごし方として4番目に多いのが「映画を見る(25.9%)」ことです。テレビやドラマを見る延長線として、映画を見ることもおすすめの過ごし方です。映画館での鑑賞はもちろん、自宅でもDVDや配信サービスを使えば、いつでも好きな作品を楽しめます。
ジャンルも豊富で、感動系、アクション、ドキュメンタリー、コメディなど、その日の気分に合わせて選べるのも魅力の一つです。映画に出てくる名言や風景をきっかけに、旅行先を決めたり新たな興味が広がったりすることもあります。
本を読む
定年後の過ごし方として5番目に多いのが「本を読む(22.3%)」ことです。本を読むことは、知識や教養を深めるだけでなく、心を落ち着かせる効果もあります。定年後は時間に余裕があるため、積読になっていた本や長編小説などにじっくりと向き合うことができるでしょう。
読書は脳を活性化させ、集中力や想像力を育てる良い習慣です。図書館を活用すれば費用をかけずに多くの本に触れることができ、散歩がてらに行けば気分転換になります。読書を通じて新しい分野に興味が湧き、学びの意欲が高まることもあります。
無理のない範囲で体を動かす
定年後の過ごし方として6番目に多いのが「スポーツする(20.8%)」ことです。健康を維持するためには、定年後も適度な運動を取り入れることが重要です。ただし、激しい運動をする必要はありません。散歩や軽い体操、ストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことがポイントです。
毎朝のウォーキングを習慣にすれば、生活のリズムが整い、気分も前向きになります。また、自然の中を歩くことで季節の変化を感じ、心もリフレッシュされます。自宅でできるラジオ体操やヨガも、身体の柔軟性や筋力を保つうえで効果的です。
地域のイベントに参加すれば、同世代との交流の機会にもなります。あくまで無理のないように自分のペースで進めることがポイントです。
音楽を聴く・楽器を演奏する
定年後の過ごし方として7番目に多いのが「音楽を聴く・楽器を演奏する(20.7%)」ことです。お気に入りの音楽を聴くだけでも、気分転換になり、ストレス解消につながります。クラシックやジャズ、ポップスなど、ジャンルを問わずその日の気分に合った曲を選ぶとよいでしょう。
また、若いころに憧れていた楽器に挑戦するのもおすすめです。ピアノやギター、ハーモニカなど、初心者でも始めやすい楽器からトライしてみると、思った以上に楽しく続けられることがあります。
新しい趣味を見つけてみる
定年後は、新しい趣味に挑戦する絶好のタイミングです。現役時代は仕事が優先で、やってみたかったことに手が出せなかったという人も多いでしょう。
例えば、ガーデニングやDIY、写真、陶芸、模型作りなど、モノづくりの趣味は集中力を高め、完成時の達成感が大きな魅力です。また、俳句や書道、囲碁・将棋といった知的な趣味も脳の活性化に役立ちます。
同じ趣味を持つ人と交流が増えれば、人間関係の広がりにもつながります。趣味は日々の生活に張り合いを与え、心の安定にもつながります。まずは気になったことを試してみることが、新しい楽しみを見つける第一歩です。
定年後を充実させるために意識したいポイント
定年後の生活を楽しむには、ただ時間を過ごすだけでなく、前向きな姿勢や生活習慣が大切です。定年後を充実させるために意識したいポイントを紹介します。
- 毎日の生活に目的意識を持つ
- 趣味や学びを通じて新しいことに挑戦する
- 地域社会や他人とのつながりを大切にする
- 健康管理と軽い運動を習慣化する
毎日の生活に目的意識を持つ
定年後の生活を充実させるためには、毎日に目的や意味を持たせることが重要です。仕事を辞めると自由な時間が増える一方で、何をするか迷ってしまう人も少なくありません。そのようなときは、毎日の生活に小さな目標を設定してください。
例えば、普段と違うお店に入ってみる、庭の手入れをするなど内容はどんなにささいなことでもかまいません。目的があることで、生活にメリハリが生まれ、日々の満足感が大きく変わってきます。
趣味や学びを通じて新しいことに挑戦する
定年後の時間を有効に使うには、趣味や学びを通じて新しいことに挑戦する姿勢を持つことが大切です。人は年齢を重ねても、新しい知識や技術に触れることで脳が活性化し、意欲や自信が高まっていきます。
例えば、語学を学んで海外旅行の準備をしたり、パソコンやスマートフォンの使い方をマスターしたりすることです。
初めてのことに挑戦するのは勇気がいるかもしれませんが、失敗してもかまわないという気持ちで取り組みましょう。定年後は時間に余裕がありますので、何度も挑戦できます。
地域社会や他人とのつながりを大切にする
人とのつながりは、定年後の生活を豊かにするための重要な要素です。現役時代には職場を通じて自然と人間関係が形成されていましたが、退職後は意識的に交流の機会を持たないと、孤立しやすくなってしまいます。
そこで意識したいのが、地域社会との関わりです。自治会や町内会の活動、地域のイベントに参加することで、新たな人との出会いや情報が得られます。また、ボランティア活動や趣味のサークルに参加することで、同じ関心を持つ仲間と知り合うことも可能です。
会話やコミュニケーションは、脳の刺激にもなり、心の健康にもよい影響を与えることがわかっています。人に感謝されたり、誰かの役に立つことを実感したりすることで、自分自身の存在意義を再確認できるでしょう。
定年後こそ、他者との関わりを大切にし、孤独にならないような暮らし方を意識することが、心豊かな日々を過ごすカギになります。
健康管理と軽い運動を習慣化する
健康は、定年後の暮らしを充実させるうえで欠かせない土台です。せっかく自由な時間ができても、体調がすぐれないと外出や趣味を楽しむことが難しくなってしまいます。そこで大切なのが、日々の健康管理と軽い運動を習慣にすることです。
とくにウォーキングやストレッチ、体操などの軽めの運動は、年齢に関係なく取り組みやすく、全身の血流を良くしてくれます。また、毎日決まった時間に体を動かすことで、生活リズムが整い、睡眠の質の向上にもつながります。
健康診断を定期的に受けたり、栄養バランスのとれた食事を心がけたりすることも欠かせません。食事や運動、休養のバランスが取れた生活は、体だけでなく心の健康にも良い影響をもたらします。無理のない範囲で取り組むことが、長続きのポイントです。
定年後にやってはいけない6つのこと
定年後の自由な時間は魅力的ですが、過ごし方を間違えると、生活の質を下げてしまうこともあります。何もしない自由がある反面、何もしないまま終わる危険もあるのが定年後の落とし穴です。
定年後にやってはいけないことについて紹介します。
- 完全に働くのをやめてしまうこと
- 配偶者に自分勝手な期待を寄せること
- お金を貯めることにこだわりすぎること
- 何もせずだらだらと毎日を過ごすこと
- 会社時代の人との交流だけに偏ること
- 未経験で大口投資を始めること
完全に働くのをやめてしまうこと
定年後に仕事から解放され、働くことを辞めてしまう人もいます。しかし、完全に働くことをやめてしまうのはおすすめしません。完全に働くのをやめてしまうと、社会との接点がなくなり、生活にメリハリが失われる可能性があるからです。
何もしない日が続くと心身のバランスを崩しやすくなります。働くといっても、フルタイムでなくても構いません。週に数回のパートタイムやボランティア活動、自宅での小さな副業など、自分のペースで取り組める仕事を見つけることが大切です。
働くことによって、社会とのつながりが維持され、生活に目的意識も生まれます。また、収入が少しでもあることで経済的な安心感が得られるのもメリットです。
配偶者に自分勝手な期待を寄せること
定年後に時間ができると、つい配偶者に依存しがちになります。一緒に出かけたい、毎日食事を用意してほしいなど、自分の希望を押しつけてしまうと、相手の負担になってしまいます。配偶者にも自分のペースややりたいことがあることを忘れず、互いの時間を尊重することが大切です。
とくに男性の場合、仕事一筋だった人ほど家庭内での役割がわからず、知らず知らずのうちに家事をしない・感謝しない・指示ばかりになりがちです。そうした態度が原因で夫婦間にストレスが生まれるケースも少なくありません。
定年後は夫婦関係を見直す良い機会でもあります。家事を分担したり、感謝の気持ちを言葉にしたりすることで、信頼関係はぐっと深まります。
お金を貯めることにこだわりすぎること
定年後は収入が減るため、無駄な出費を抑えることは大切です。しかし、必要以上にお金を使わないことに執着しすぎると、生活が味気ないものになってしまいます。節約に励むあまり、人付き合いや趣味の機会を減らしてしまえば、心の豊かさが失われてしまいます。
むしろ、計画的にお金を使うことも大切です。例えば、健康のための運動教室や、知識を深める講座への参加などは、有意義な投資といえます。もちろん無駄遣いは避けるべきです。人生を楽しむために使うべきところにはしっかり使う、というバランスが求められます。
何もせずだらだらと毎日を過ごすこと
定年後に自由な時間ができたからといって、毎日を何となくだらだらと過ごしてしまうと、精神的にも身体的にも悪影響が出てきます。最初はゆっくり休もうと思っていたとしても、日々の生活にリズムがなくなると、気力が湧かず外出の機会も減ってしまいがちです。
結果として、運動不足や社会的孤立に繋がるリスクが高まります。大切なのは、今日やることを持つことです。例えば、毎朝散歩に出かける、趣味の時間を作る、週に一度は外出するなど、無理のない範囲で生活にちょっとした目標を設けるだけでも、心身の健康は保たれやすくなります。
生活にルールや計画を持たせることで、充実感のある毎日へと変わっていくでしょう。
会社時代の人との交流だけに偏ること
定年後も会社時代の同僚や上司とのつながりを大切にすることは素晴らしいことです。しかし、それだけに頼ってしまうと交友関係が閉鎖的になってしまいます。同じ話題、同じメンバー、同じ価値観の中で過ごすことは安心感がありますが、新しい刺激や学びが少なくなってしまいます。
また、相手が引っ越したり体調を崩したりして会えなくなった場合、急に孤独を感じることにもなりかねません。定年後は、趣味のサークルや地域のボランティア活動など、異なる背景を持つ人たちとの出会いを増やすチャンスでもあります。
新しい人間関係は、刺激や発見を与えてくれるだけでなく、自分の視野を広げるきっかけにもなります。過去のつながりを大切にしつつ、新たな交友関係を積極的に築いていくことが、豊かな定年後生活には欠かせません。
未経験で大口投資を始めること
定年後は時間があるため、お金を増やしたい、資産運用を始めたいと考える人も増えてきます。しかし、知識や経験がないまま大きな投資に手を出すことは非常に危険です。とくに、インターネットやSNSなどで目にする「短期間で大きく儲かる」といった甘い言葉には注意が必要です。
投資はあくまでリスクとリターンのバランスを見極める必要があります。退職金や貯金を失ってしまうと、老後の生活に大きな影響を及ぼします。もし投資に興味があるなら、まずは少額から始めてみる、金融セミナーに参加して学ぶなど、慎重なステップを踏むことが大切です。
定年後にやることがないに関するよくある質問
定年後にやることがないに関するよくある質問について紹介します。
- 定年後・退職後にやるべきことは?
- 定年後、健康のためにやることは?
- 定年後にやる仕事は何がいい?
- 定年後に再就職する場合は資格が必要?
定年後・退職後にやるべきことは?
定年退職後は、年金や健康保険、税金などの手続きを自分で行う必要があります。健康保険の切り替えは退職後、14日以内に手続きを済ませる必要があるなど期限が決まっているもの摸あるので注意しましょう。
これらの手続きは、人生の後半を安心して過ごすための土台づくりです。わかりにくいことがあれば、自治体の窓口や社会保険労務士、退職専門サービスに相談しながら進めると安心です。
定年退職前後にやっておくことは、以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。
関連記事:【完全版】定年退職前後にやっておくことリスト|お金・手続き・生活準備を総まとめ
定年後、健康のためにやることは?
定年後、健康のためにやっておきたいことは以下の通りです。
- 栄養バランスのとれた食事を意識する
- 早寝早起きでしっかりとした睡眠時間を確保する
- 無理のない範囲で定期的に運動する
- ストレスを溜めない
- 定期的に健康診断を受ける
- 健康に関する情報を集める
健康管理は、日々のちょっとした習慣の積み重ねです。自分のペースで無理なく継続できる方法を見つけてください。
定年後にやる仕事は何がいい?
定年後の仕事は、収入よりもやりがいや社会とのつながりを重視して選ぶ人が増えています。おすすめなのは、これまでの経験を活かせる講師業やコンサルタント、地域のシニアサポート、図書館や施設のスタッフなどです。
また、趣味や得意分野を活かして、ネットショップやハンドメイド販売、副業ライターなどに挑戦する人もいます。体力や勤務時間に無理のない範囲で続けられる仕事を選ぶことが長く働くコツです。
定年後に再就職する場合は資格が必要?
必ずしも資格が必要というわけではありませんが、再就職先の選択肢を広げるうえで資格は大きな武器になります。とくに以下のような資格は、定年後でも需要が高いです。
- 介護職員初任者研修
- ファイナンシャルプランナー
- 調理師
- 行政書士
- 宅建士
- パソコン関連資格(MOSなど)
実務経験が活かせる分野であれば、資格がなくても再就職が可能なケースも多いです。もし今から新しい分野に挑戦するなら、通信講座や自治体の講座を活用して資格取得を目指してみましょう。
まとめ
定年後にやることがないと感じるのは自然なことです。しかし、旅行や趣味、軽い運動などを取り入れ、自分らしい過ごし方を見つけることで、毎日は充実していきます。
一方で、何もせずに過ごしたり、配偶者に依存したりといった過ごし方は避けたいところです。また、健康保険や年金などの手続きも早めに対応することが大切です。
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